エリクソンは2024年2月15日、通信事業者向けのCognitive Softwareポートフォリオにおいて、説明可能なAI(Explanable AI、以下「XAI」)を活用した新機能を発表した。
AIソリューションがネットワーク性能とエンドユーザーの体験に影響するイベントの根本原因を特定する場合に、XAIを活用することで、通信事業者はAIが推奨するアクションについて、その完全な説明を得ることができるようになるという。これにより、問題に最も深くかかわる要因、ネットワークの性能への影響、推奨されるアクションを可視化できる。
エリクソンによれば、本ソリューションは、市場最大かつ最も多様なグローバルデータセットでトレーニングしたAIモデルに依拠しており、ローカルで再トレーニングすることで、迅速かつ柔軟なユースケース展開を実現できるとしている。
また、エリクソンは新しいXAI機能に加えて、直感的で適応性が高く通信事業者の生産性を向上させるユーザーインタフェースも導入した。