ビデオ会議はポリコム、Web会議はブイキューブがシェアトップ ~ クラウド・スマホで6000億円新市場

シード・プランニングは2011年3月25日、映像・音声会議システム市場の動向と将来予測について発表を行った。

これによると、国内の映像・音声会議システム市場規模は、2010年の329億円から2014年には570億円になる見通し。そして2020年には、2000億円へ拡大するという。

さらに2015年以降には、クラウドコンピューティング、タブレット端末、スマートフォンのビデオチャットの普及により、今までの「会議用途」とは別の新市場が生まれるという。「業務支援」や「業務」そのものに映像コミュニケーションが活用されるこの新市場の規模は、2020年には6000億円になるとのことだ。

映像・音声コミュニケーション市場規模

2010年のビデオ会議システム(専用端末タイプ)のメーカー別シェアは、ポリコムが41.1%でトップになった。2位は旧タンバーグのシスコシステムズ(20.6%)、3位はソニー(18.7%)となっている。

ビデオ会議 メーカー別シェア

また、Web会議については、ブイキューブが20.8%で1位。以下、NTTアイティ(11.6%)、沖電気工業(9.0%)、エイネット(6.6%)、パイオニアソリューションズ(6.5%)、ジャパンメディアシステムズ(6.3%)と続いている。

Web会議 メーカー別シェア

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