ブラザー工業、フュージョン・コミュニケーションズ、iSERVEの3社は2011年2月21日、SMBオフィス向けのIP電話ソリューションを共同提供すると発表した。同日から販売を開始している。
これは、ブラザー工業/ブラザー販売の多機能ルーター「MIP-3010」、iSERVEが輸入販売するArista System社のIP-PBX「Arnex mini 100F」、フュージョンのIP電話サービス「FUSION IP-Phone」を組み合わせたもの。ブラザーのMIP-3010はVoIPゲートウェイ、VPNルーター、無線LANアクセスポイント等の機能を搭載する。
特徴の第一は、IP電話端末としてiPhoneやAndroidなどのスマートフォンを使用できること。MIP-3010の無線LAN機能とスマートフォン向けソフトフォンを利用するという。
また、短期間・低コストでIP電話環境を構築できることも特徴。導入コストの目安は1拠点10万円~、2拠点15万円~としている。さらにMIP-3010のVPN機能を使って、拠点間を内線化することも可能だという。
スマートフォンを利用した構築例 |