日本ヒューレット・パッカードは2011年2月7日、ユニファイドコミュニケーション&コラボレーション(UC&C)のポートフォリオを強化すると発表した。3月1日から、PBX、IPテレフォニー、ネットワークの最適化を行う「UC&C Voice Transformation」、デスクトップ環境やビデオコラボレーションの最適化を行う「UC&C Virtual Workplace」、ビジネスアプリケーションの最適化を行う「UC&C Communications Enabled Solutions」の3つの新サービスを提供する。
これらの新サービスは、マイクロソフト、アバイア、ポリコム、アルカテル・ルーセントとのグローバルな協業をベースにしたもの。マイクロソフトの「Lync」、アバイアの「Avaya Aura」および「Avaya Agile Communication Environment (ACE)」、ポリコムのビジュアルコミュニケーションソリューション、アルカテル・ルーセントの「Visual Communication」および「Genesys」を最適な形で統合したソリューションになっているという。
1番目の「UC&C Voice Transformation」は、M&Aや海外とのシステム統合、オフィス移転などの環境変化に応じて、国内拠点のみならず全世界でテレフォニー基盤を集約し、コストが最適化されたコミュニケーション環境を構築するサービスである。
2番目の「UC&C Virtual Workplace」は、モバイルワークや在宅勤務などのワークスタイル変革を実現するための、ロードマップ策定からビデオコラボレーション/ユニファイドコミュニケーション環境構築/保守までを全世界で提供するものだ。
最後の「UC&C Communications Enabled Solution」は、業務アプリケーションにリアルタイムのコミュニケーション機能を付加することで、意思決定の迅速化、業務効率改善、顧客満足度向上に貢献するソリューション群となっている。