プラネックスコミュニケーションズは2023年8月3日、遠隔地に住む親の見守り、無人施設の防犯、環境調査、行動調査などに利用できる「どこでもセンサー」2機種を発表した。価格はオープンプライスで、8月上旬に販売を開始する。
どこでも環境センサー(左)と、どこでも人感センサー(右)
「どこでも環境センサー WS-USB03-THP」は気温、湿度、気圧のデータを計測し、その値をクラウドに保存。「どこでも人感センサー WS-USB04-PIR」は人や動物の接近を検知して、その日時等をクラウドに記録する。環境センサーは気温等が設定値を上回ったり下回ったりした際に、人感センサーは検知回数が設定値を超えた場合に、メールで通知することができる。
USB電源アダプターを使った設置イメージ
USBで給電するため、USB電源アダプタやモバイルバッテリーがあればどこでも設置が可能。データ送信にはWi-Fi 4を使うので、モバイルルーターやスマートフォンのテザリングでクラウドにデータをアップロードできる。
環境センサーで計測したデータの表示例
クラウド利用料は、導入から1年間は無料。2年目からは年額2400円(税別)となる。環境センサーは気温、湿度、気圧の1分ごとのデータを1カ月間、1時間ごとのデータを3年間クラウドに保存。人感センサー「WS-USB04-PIRは検出時刻を1カ月間、検出回数を3年間保存できる。計測したデータはグラフで確認するほか、CSVファイルとしてダウンロード保存することも可能だ。