スノーピークBSが提案する新たな拠点間コミュニケーション、空間を常時接続する「Conova」の狙い

コロナ禍を経て、Web会議等のビデオコミュニケーションは日常的な業務ツールとなった。会議や商談などで利用する機会が増えたが、ここに“常時接続型”という新たな活用法を提案しているのがスノーピークビジネスソリューションズ。WebRTC技術を基盤に遠隔拠点の空間をつなげる「Conova」で、新たな価値を生み出そうとしている。

キャンプ用品等を手掛けるアウトドア総合メーカー、スノーピークの子会社で、「自然とテクノロジーの融合」を掲げて働き方改革関連ソリューションを提供しているスノーピークビジネスソリューションズ(以下、スノーピークBS)。同社が2023年7月20日に提供を開始したのが、映像と音声で拠点間を常時接続するコミュニケーションツール「Conova(コノバ)」だ。8月3日にスノーピーク東京本社で企業および報道機関向けのイベントを開催し、その狙いと効果について説明した。

スノーピークBSが提供する常時接続型コミュニケーションツール「CONOVA」

スノーピークBSが提供する常時接続型コミュニケーションツール「Conova」

Conovaは、直角につなぎ合わせた2面のスクリーンにプロジェクターで奥行のある映像を表示しているのが特徴的で、パッと見は“ちょっと変わったビデオ会議システム”といった外観だ。だが、WIS事業部 チーフの伴崇史氏は、一般的なWeb会議/ビデオ会議とは狙いがまったく異なると語る。使用する人に「映像と音声がつながるだけでなく、場所がつながるような体験をしてもらう」ことがConovaの目的。名称も「人が自然とつながる場所を作っていきたい」という思いを反映したものだという。

WIS事業部 チーフの伴崇史氏

WIS事業部 チーフの伴崇史氏

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