車両運行レポートをクラウドで提供 ―― OKIの位置情報サービス「Locoもび」に新機能

OKIは2010年11月18日、同社が販売する車両位置情報サービス「Locoもび powered by PND」のオプションサービスとして、運転日報/月報、安全運転診断、経済走行管理等のレポートを作成する「運行管理データ提供サービス」の販売を開始した。

「Locoもびpowered by PND」は、車両位置・状態の通知や問い合わせ、車両走行ルート検索、車両走行軌跡情報提供、ポイント通過通知、道路交通情報提供などの機能をインターネット経由で提供するサービス。キー入力、カーナビゲーション、通信などの機能を搭載した車載端末「LocoもびPND(Portable Navigation Device)」と、上記のサービスをパッケージとして提供している。ユーザーは独自にセンターシステム等を構築する必要なく、インターネットに接続したPCと車載端末、および月額サービス料の支払いのみで、車両運行管理システムが導入できる。

今回提供を開始する新機能は、セーフティドライブ/エコドライブによるCSR対応の可視化、および業務効率化を目的としたものだ。運行管理レポートを作成するための履歴データをデータセンターに蓄積。ユーザーは車両の運行中でもデータをダウンロードして利用できる。レポート作成データはCSVファイルで提供され、レポートのサンプルとして、Microsoft Accessで作成した3種類のスタイルシートも用意されている。

「Locoもびpowered by PND」の基本料金は、1月当たり1万1000円および車両1台当たり1500円から。運行管理データ提供サービスは1アカウントごとに5000円となっている。

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