富士ソフトは2月15日、5GおよびWi-Fi 6に対応したモバイルルーター「+F FS050W」を同日発売すると発表した。価格はオープン(参考記事:富士ソフトが秋葉原オフィスにローカル5Gラボを開設)。
このルーターはホームルーターやカールーターとしての拡張性も備えたモバイルルーター「+F FS040W」の後継にあたる製品。国内モデルのSIMロックフリールーターとしては初めてeSIMに対応した。nano SIMスロットも備えたデュアルSIM構造のため、用途に応じてSIMを切り替えることが可能だ。一方の回線はメイン回線のバックアップ用としても利用できる。
モバイル利用、据え置き(ホーム)利用、カー利用に最適化された3つのモードを用意し、それぞれを簡単に切り替えられることも特徴。IoT/M2M利用に向けたローカル5Gやモデムモード接続、バッテリーレス稼動にも対応しているため、様々なビジネスシーンで活用できるとしている。
モバイルルーター「+F FS050W」の機能イメージ
サイズは高さ約120mm×幅約74mm×厚さ約19mmで重量は約198グラム。内蔵バッテリー容量は4000mAhで、5Gで9時間、4Gで11時間の連続通信が可能としている。同時接続数は32台(Wi-Fi)+1台(USB)。インターフェースはUSB Type-C。
大手量販店や通販サイトで取り扱われる。