ワイヤレスジャパン/WTP202211ah&Wi-Fi 6/6E対応製品やデモが盛り沢山 AHPC・WiBizブースで無線LANの最先端に触れる

AHPCとWi-Bizのブースでは、IEEE 802.11ahと、Wi-Fi 6/6E対応製品やデモを展示している。伝送距離が最長1kmで映像伝送もできる11ahと、超高速通信を可能にするWi-Fi 6/6E――利用開始が間近に迫る、無線LANで注目を集める最新規格達に触れに行こう。

802.11ah推進協議会(AHPC)と無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)のブースでは、IEEE 802.11ahとWi-Fi 6/6Eに対応した製品やデモが紹介されている。

 

 


802.11ah推進協議会(AHPC)と無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)のブース

 

802.11ahは920MHz帯の周波数を利用した無線LAN規格で、2022年内に国内利用が開始される。伝送距離が最長1kmまで到達することや、画像・映像伝送ができることが特徴だ。

 

 


802.11ahの概要

 

ブースでは802.11ahに対応したゲートウェイやネットワークカメラなどの製品を数多く展示。

 

 


802.11ah対応製品の一部

 

また、前出の特徴を活かしたデモも披露している。例えば街頭に監視カメラを設置し、途中まではWi-Fiで伝送、Wi-Fiの伝送可能距離を超えた範囲は11ahを利用して伝送した映像が流れている。駐車場を模したセットでは、監視カメラで駐車エリアを撮影し、駐車エリアの床下に重量センサーを設置。11ahを利用してセンサーデータとカメラ映像を常時伝送することで、不正駐車を即座に把握できるデモだ。このほかにも、ワイヤレスジャパン/WTPの会場の一角をリアルタイムに映しているモニターもある。

 

 


802.11ahを利用した映像伝送などのデモ

 


駐車場を模擬したセットで不正駐車検知のデモ

また、Wi-Bizでは、Wi-Fi 6/6E対応のアクセスポイントなどを数多く展示している。

 


Wi-Fi 6/6E対応アクセスポイントの一部

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