Synology(シノロジー)は、台湾を本拠にするNASベンダーで、2013年1Qの欧州NAS市場では25%のシェアを獲得しています。
人気の理由としてNAS同士のフェイルオーバーを実現するSHA(Synology Highvailability)ソリューションがあげられます。SHAはハートビートコネクションを利用した、アクティブ-パッシヴ型のフェイルオーバーで、2ポートのNASから最大106台のHDDまで対応しています。
また、NASデータサービスだけでなく、iSCSI データサービスにも対応しており、マルチパスI/OやMC/Sを構築する事でパフォーマンスと信頼性を併せ持つストレージの構築が可能です。
フェイルオーバーの切り替えは10個のボリュームで約1分、フェイルオーバーは40秒未満で完了するので、短いダウンタイムで事業の継続が実現できます。他にも様々なパターンの障害発生や、ボリューム数によるダウンタイムの試算も行えますので、是非ご覧ください。