ソフトバンクが提案する企業向けiPhone/iPad活用術 ~ペーパーレスとクラウドで業務変革

ソフトバンクではiPhone/iPadの企業利用として、ペーパーレスやクラウドを活用した業務変革を提案している。ソリューション開発ベンダーの支援制度によりスマートフォンの導入も促進する。

Androidアプリ管理も強化

ソフトバンクモバイルはiPhone/ iPadに加えて、今年の冬春モデルでAndroidスマートフォンのラインナップを強化している。

iPhone/iPadは垂直統合モデルのためApp Storeもアップルの管理下にあるのに対し、Androidマーケットについては「チェック体制が何もない状態で、企業は不安を感じている」といわれる。

ソフトバンクモバイルではAndroid向けのセキュリティ対策として昨年12月、メールやスケジュール、セキュリティなど同社が推奨するビジネス向けアプリケーションやウィジェットのみをホームスクリーンに設定できるようにする「ビジネスホームスクリーン」の提供を開始した。

「以前はパケット料金がかかるために社員のインターネット利用を制限していたが、定額制が普及した今は余計なものを見せたくないために制限をかけるようになっている」と三ツ井氏は指摘する。

また、Androidスマートフォン向けの管理ソリューション「スマートフォン法人基本パック」では、今後、アプリ管理機能の追加も予定している。

月刊テレコミュニケーション2011年3月号から一部再編集のうえ転載(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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