ドコモと横浜市、サイクルシェアリングの社会実験

NTTドコモは2011年1月13日、横浜市においてサイクルシェアリング事業を展開すると発表した。横浜市が募集した「横浜都心部コミュニティサイクル社会実験」の運営事業者に選定されたことによるもので、2011年4月から2014年3月までの3年間、同地域で有料のサイクルシェアリング事業を行う。

サイクルシェアリングとは、自転車をどこでも借りられ、さらにどこでも返すことができる共同利用サービスのこと。欧米で普及が進んでいるほか、日本国内でも各地で社会実験が実施されており、ドコモはこれまで札幌地域、藤沢地域で実証実験を行っている。今回の実験では、携帯電話を活用した即時会員登録や予約管理システムにより、ユーザーにとって利便性の高いサイクルシェアリングサービスを提供するという。

実験の実施場所は、横浜みなとみらい21中央地区、横浜みなとみらい21新港地区、関内・山下町地区を中心とした区域。自転車の台数は開始時点で200台以上で、順次拡大していく予定とのこと。

社会実験の実施エリア

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