住商情報システム(SCS)とティーガイアは2010年12月14日、2社の協業体制により、NTTドコモのタブレットPC「GALAXY Tab」およびスマートフォン「GALAXY S」の導入を支援する法人向けサービスを提供開始すると発表した。
本サービスでは、端末の調達だけでなく、グーグルが提供するクラウドサービス「Google Apps for Business」の導入と、その利用時のセキュリティを強化するクラウド統合認証サービス「SCS CLIP IAS」の提供まで一貫してサービス提供する。タブレットPCやスマートフォンの法人での利用において、クラウドサービスの活用が増えていること、また、情報漏えい対策などのセキュリティ強化が求められているためだ。
企業がタブレットPCやスマートフォンを導入する場合、端末およびサービスを別々に調達するため、窓口が異なり導入期間が長期化するという問題があった。携帯電話販売最大手のティーガイアと、Google Apps の大中規模企業向け販売パートナーであるSCSが連携することで、GALAXYおよびGoogle Apps を導入する際の窓口を一本化。サービス提供までの期間を短縮できるとしている。