ソラコムは2022年2月18日、データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」において、日本を含むグローバルなIoT通信が利用できる新プラン「planX3」を提供開始すると発表した。
従来の1/4サイズのエコSIMを採用 |
「planX3」は2G/3G/4Gが89カ国で、加えて日本、ドイツ、フランス、米国など12カ国で低電力消費が特徴のLTE-Mを利用することができる。利用可能国と対応キャリアは順次拡大を予定している。また、同プランでは、M2M/IoT向けに策定された国に依存しない「901」の国コードを持つ IMSIを使用しており、よりIoTに特化したシームレスなグローバル展開に幅広く活用することが可能だ。
基本料金は月額1ドルで、5MB分のデータ通信量が含まれる。5MBを超えるデータ通信料金は利用する国によって異なり、日本およびAPAC地域では1MBあたり0.073ドル~、欧州主要国では1MBあたり0.02ドル~、米国では1MBあたり0.037ドル~となる。
新たな特徴として、「planX3」では環境に配慮し、従来のクレジットカードサイズと比べてわずか1/4サイズのSIMカードを採用した。100%再生可能なプラスチックを使い、サイズダウンにより世界各地への輸送を最適化、環境問題に配慮したSIMカード(通称、エコSIM)だ。また、IoTデバイスに組み込めるチップ型SIM(emmbeded SIM、eSIM)は、2022年3月より提供開始する。