日立エナジーは2022年2月17日、産業および社会インフラ分野向け無線通信ルーター「Tropos TRO600 シリーズ」に5G通信技術を搭載し、販売を開始したと発表した。
TRO600シリーズは、2G/3G/4G LTE通信に対応した無線通信ルーターで、今回、5G通信にも対応した。
また、通信の一部が不通となった場合に自動的に別の経路に迂回させる「自己回復型ブロードバンドメッシュ技術」、920MHz周辺の電波を用いた無線通信が可能な「サブギガヘルツ技術」も搭載する。
同社は電力、製造、石油・ガス、鉱業、スマートシティといった産業およびインフラ分野における長い事業の歴史を有しており、TRO600シリーズは、こうした知見に基づき設計。顧客企業のミッションクリティカルな運用における高い信頼性とレジリエンスの確保を支援するとしている。