SPECIAL TOPIC電話環境のDXを実現する! 岩崎通信機のオンプレPBXとも連携

新型コロナ対策のため、テレワークを導入した企業が直面しているのが、固定電話の受話対応をどうするかだ。オフィスに出社せずに会社宛ての電話を受ける方法として、クラウドPBXが注目を浴びている。プロディライトの「INNOVERA」は、withコロナ時代のユーザーのニーズを満たす多様な機能を搭載。さらに岩崎通信機のPBX「Frespec」と連携する。

回線からデバイスまで一括提供 管理画面のUIに高い評価数あるクラウドPBXの中でも多くの企業から高い支持を得ているのが、プロディライトの「INNOVERA」だ。

同社は、2015年からINNOVERAを提供している。「働き方改革」や東京オリンピック・パラリンピックに向けたテレワーク導入の流れから先進的な企業などで検討・導入が進んできたが、昨年の緊急事態宣言以降、その流れに拍車がかかっており、多くの引き合いがあるという。

「クラウド化により電話環境のDXを実現でき、テレワークなどの可能性が広がることがコロナ禍で選ばれている理由です」とプロディライト 営業本部 INNOVERA事業部 担当部長の沼田修宏氏が話すように、INNOVERAはDXを実現するための特長を備える。

プロディライト 営業本部 INNOVERA事業部 担当部長 沼田修宏氏
プロディライト 営業本部 INNOVERA事業部 担当部長 沼田修宏氏

1つめが、ワンストップソリューションとして展開していることだ。

クラウドPBXを利用するにはインターネット環境が必要になるが、プロディライトはNTT東日本/西日本から「フレッツ光」を借り受け、INNOVERAと組み合わせた「INNOVERA光」を全国で提供している。このため、インターネット回線と電話環境のサポートを一括して行うことができ、メンテナンスや請求管理が効率化される。

また、クラウドPBX上に市外局番から始まる電話番号(0AB~J番号)を直収できる独自の電話回線「IP-Line」※を提供しており、東京や大阪をはじめ、北海道、愛知、福岡など全国の主要な都道府県をカバーしている。「他社のクラウドPBXで元々使用している電話番号を引き継げない場合、IP-LineとINNOVERAの組み合わせなら実現できます」と沼田氏は説明する。

併せてフリーダイヤル向けのIP電話回線「Free-ProLine」も提供しているので、0120や0800から始まる電話番号も回線工事不要で収容することが可能だ。

さらに、プロディライトは世界有数のSIP電話機メーカーであるYealink Network Technologyの国内総代理店を務めており、端末についても豊富なラインナップを取り揃える。

もちろんモバイル端末向けの専用アプリも用意しているので、ダウンロードすればスマホがビジネスホン代わりになる。

このようにネットワークから端末、アプリまで揃っていることで、クラウドPBXは初めての企業も安心して導入することができる。

2つめが、管理画面の分かりやすさだ。

内線設定や外線設定、自動転送設定など、PBXの各種設定が丸いアイコンで表示される。例えば内線情報の変更であれば、オペレータ管理のアイコンをクリックし、所属部署やピックアップ部署にレ点チェックを入れ、氏名や内線番号等の情報を入力するだけ。オフィスのレイアウト変更や人事異動による番号の設定変更も工事業者に依頼する必要がなく、社員自ら簡単に行える。「他社のクラウドPBXと比べて、管理画面のUIが非常に分かりやすく使いやすいと高い評価をいただいています」と沼田氏は胸を張る。

管理画面のUIは分かりやすいとユーザーから高い評価を受けている
管理画面のUIは分かりやすいとユーザーから高い評価を受けている

要望を反映し機能を追加・改修 新たにハイブリッド型PBXを提供開始3つめが、多様な機能に対応していることだ。

一例として、全通話録音機能がある。すべての通話が自動で録音され、データ量に関係なく6カ月間保存できる。標準機能のため、追加料金は発生しない。

プロディライトは常にユーザーの声に耳を傾けており、要望を反映した機能の追加・改修を重ねている。2020年12月にリリースした「INNOVERA 2.0」では大規模なアップデートを行い、構内スピーカー等へ一斉発信が可能なマルチキャストや、ID/パスワードを入力すればオフィスのあらゆる端末にログインできるホットデスクが標準機能として新たに追加された。テレワークでオフィススペースを縮小しフリーアドレスを採用した企業では、社員の内線番号に紐付かない固定電話機を数台設置しているケースが多く、ログイン中の電話機を自分の内線電話機のように使えるホットデスク機能のニーズが高いという。

この他にも、着信前アナウンスや内線着信鳴り分け、保留音変更などの機能や、CTIやCRMをはじめとする他社クラウドサービスとの連携も可能としており、電話環境のDXをさらに加速させる可能性を持つ。

新たな取り組みとして9月中旬には、INNOVERAと岩崎通信機のビジネスホン「Frespec(フレスペック)」が連携したハイブリッド型PBX「Frespec-Link powered by INNOVERA」を提供開始した(図表2)。

図表2 Frespec-Link powered by INNOVERAのイメージ

図表2 Frespec-Link powered by INNOVERAのイメージ

この連携によりオンプレシステムの強みとクラウドPBXの強みを活かした使い方が可能となり、テレワーク対応やBCP対策など今まで以上に柔軟に対応することができ利便性も高まる。

クラウドPBXはどれも機能面で大差がないように見えるが、決してそうではない。常に進化を続けるINNOVERAをぜひ一度試してみてはいかがだろうか。

プロディライトが提供するサービスは総務省 電気通信事業法を順守しています。

<お問い合わせ先>
株式会社プロディライト
TEL:06-6233-4555
E-Mail:communication@prodelight.co.jp

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