5分で設定完了 オンプレミスも保護2つめは「Check Point UTM Quantum Spark」。これは本社などにあるオンプレミスのIT資産を多層防御で守るUTM群だ。「ゼロトラストの文脈において、オンプレミスを守るUTMはオプションではありますが、中堅中小企業のIT保護においては必要だと考えています。重要なデータが社内のファイルサーバーに残っている中堅中小企業はたくさんあります」(チェック・ポイントの小林晋崇氏)
Check Point UTM Quantum Sparkのレポート画面。検出した脅威数や感染端末などの情報が可視化される(画像クリックで拡大)
特徴はセットアップの簡単さ。「営業の私でも、実際に触って5分ほどでセットアップが完了しました」(髙野氏)。事前定義された設定ウィザードに従うことで容易に導入が可能になっている。
無償のセキュリティレポートが標準で搭載されていることも嬉しいポイントだ。検知した脅威数や、インターネットトラフィックの合計、アプリケーションの利用割合などの情報が一目でわかるつくりになっている。セキュリティへの投資は目に見えにくいこともあり、なかなか経営者に理解を得られないという悩みもよく聞くが、「セキュリティの投資対効果を説明しやすいという声を頂いています」と小林氏は語る。
3つめはPCやサーバー向けの「HARMONY Endpoint」。小林氏によれば「EPP(エンドポイント保護プラットフォーム)とEDRの良いとこ取りをした製品」だ。サンドボックスやアンチランサムウェア、フィッシング検知などEPPによる脅威保護によりゼロディ攻撃も防ぐ。さらに万一すり抜けた場合も、EDR機能によりデバイスおよびネットワークに忍び込んだ脅威を検知できる。
(右から)チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ システム・エンジニアリング本部 担当部長 小林晋崇氏、SMB営業部 セールス・マネージャー 髙野茉由子氏
「当社では、各ソリューションの価格を抑えたり、UIや設定を簡単にするなどの工夫に力を入れています。さらに、ユーザーごとにシームレスで細かい制御が可能なネットワークアクセス、創業から28年積み上げてきた知見による強固なセキュリティの提供により、コストや人員に課題を抱えている中堅中小企業にもゼロトラストの導入をサポートします」と髙野氏。
チェック・ポイントはこれからも、確かなセキュリティの知見と柔軟な要望に対応するソリューションで、中堅中小企業の悩みを解決していく。
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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
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