無料で使えるSDN コントローラーは5年保証低価格どころか、無料で利用できるソリューションもある。TP-Linkでは、ネットワークをソフトウェアで制御するSDNソリューションとして「Omada(オマダ)」を提供している。これは複数拠点のスイッチやゲートウェイ、APを集中管理するためのWebプラットフォーム(図表)だ。
図表 Omada SDNソリューションの構成イメージ
対応コントローラーを導入すれば利用可能で、基本機能はライセンス不要かつ無料で利用できる点が特徴だ。「接続機器のステータスやトラフィック量、アラートなどの統計情報をダッシュボードから確認できるだけでなく、設定変更も可能です。機器を直接操作せず、バックヤードから複数拠点をクラウドで管理できるため、中堅中小企業や、運用を委託されているSIerにおいても人的リソースの削減につながります」と皐月氏は説明する。Webブラウザや専用のアプリを利用することで複数拠点のネットワークを一元的に管理することが可能になる。
対応コントローラーは小規模拠点向けに100台までネットワーク機器を管理できるOC200と、中規模拠点向けに500台まで管理できるOC300を用意し、5年保証付きなので安心して利用できる。
コントローラーの「OC200」。導入のしやすさを意識し、全体的にコストを抑えている
セキュリティにおいても、Omadaはユーザーデータを分離してネットワーク管理データだけを収集するので、情報漏洩やプライバシー対策も実現している。
このように初期投資や年間の管理費についての敷居を低く抑えられることで、「これまでDXに躊躇されていたユーザーに、TP-Link製品は大変喜ばれています」と皐月氏は胸を張る。
詳細な価格は、TP-Linkまたは全国にいるTP-Link製品を取り扱うSIerまで問い合わせてほしい。DXは進めたいが、インフラの構築や運用にお金をかけたくない──。多くの企業が抱える悩みに、TP-Linkはコストパフォーマンスの高い、包括的なネットワークソリューションの提供を通して応えてくれるだろう。
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