京浜急行電鉄と京浜急行バス、NTTドコモは2021年6月21日、横須賀・三浦エリアにおける混雑・密を避けた新しい旅行体験の提供を目的として、京急電鉄が発売する企画乗車券「みさきまぐろきっぷ」のデジタル化をはじめとした「観光型MaaS」の実証実験を、同年6月22日（火）～7月21日（水）まで実施すると発表した。

本実証専用のiOS対応スマートフォン向けアプリ「みうらよこすか MaaS」の中で、「デジタルみさきまぐろきっぷ」を販売する。同アプリでは、さまざまな交通手段の一元的な検索・予約のほか、観光施設・飲食店・バスの混雑情報なども確認が可能なため、混雑や密を避けながら、デジタルみさきまぐろきっぷを利用することができる。

「みうらよこすか MaaS」アプリの利用イメージ

また、旅の途中に利用者の位置情報や好みなどに応じたおすすめスポットなどの情報をリアルタイムに配信。これらの新たな旅行体験につながる機能を提供することにより、日帰りで気軽に楽しめる「みさきまぐろきっぷ」の旅をより便利で安全かつ魅力的なものとし、横須賀・三浦エリアにおいてコロナ禍でもあんしん・安全に旅行を楽しめるようになるとしている。