ワイヤレスジャパン/WTP2021ソナスの「UNISONet」を自由自在に 双方向・低遅延LPWAの組み込み用モジュールのデモを展示

東京ビッグサイト青海展示棟で開催中のワイヤレス通信専門イベント「ワイヤレスジャパン/WTP2021」。独自開発のIoT向け無線規格「UNISONet(ユニゾネット)」を提供するソナスは、UNISONetの無線モジュールを用いたセンシングを展示している。同社はUNISONet用のゲートウェイとクラウドも今夏に提供を予定しており、それらと無線モジュールを組み合わせたセンシングの様子をブースでは紹介している。

ソナスはIoT向けにルーティングレスのマルチホップ通信のUNISONetを提供している。UNISONetの特徴は「同時送信フラッディング」という転送方式を採用したことで、従来の無線に比べて優れた双方向性、低遅延性、安定性、省電力性などを実現したこと。

ソナスブースの展示の様子
ブースではインターネット回線を用いず、UNISONetを介した2台のPC間でチャットを高速に共有する様子が紹介されていた。説明員によると「基本的には1秒以下の低遅延で情報を共有できる」という特色を持つUNISONetを、分かりやすく紹介するためのデモンストレーションとのこと。実際のユースケースとしては、橋梁や建築物の劣化や崩落を防ぐためのモニタリング、工場の機械に取り付けたセンサーのログを送信するなどが多いという。

また、UNISONetは従来、加速度センサーなどと組みわせたシステム提供、もしくは個別のインテグレーションによる提供だったが、UNISONetの無線モジュール単体の提供も予定している(現在はサンプル提供)。これにより、ユーザーは自社製品にUNISONetを組み込めるようになる。

さらに同社は、センシングデータの確認などが可能なクラウドとUNISONetを収容できるRaspberry Pi(ラズベリーパイ)ベースのゲートウェイも今夏に提供予定で、無線モジュールと組み合わせることでユーザーは任意のセンサーでUNISONetを利用できる環境が整う。「今後も当社の無線モジュールを利用して、さまざまなアプリケーションを開発できる様子を説明していく」(説明員)。


UNISONetの無線モジュールを利用したセンシングデータをクラウドで確認するデモ

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