NTT東日本とNTT西日本は2021年4月12日、法人向けに提供中の「高速広帯域アクセスサービス」において、新たに400Gbpsメニューを順次提供開始すると発表した。
高速広帯域アクセスサービスは、データセンター接続や動画などの大容量データー通信向けのイーサネット通信サービスで、これまで10Gbps/100Gbpsのメニューを提供していた。今回、ITシステムのクラウド化やデータセンター移行等に伴う通信トラフィック増加による回線の高速化ニーズに応えるため、新たに400Gbpsのメニューを追加した。
サービスの特徴と利用イメージ
本サービスは、ユーザーが指定する「Point to Point」の2拠点間のみでの通信(同一都道府県内通信に限る)に限定することで、高速・大容量な帯域保証型のイーサネット通信を、NTT東西の多拠点通信サービスと比較して低コストで実現しているという。
400Gbpsの月額料金は495万円(契約は1回線ごと)。契約料や工事費等は従来メニューと同様となる。