東大発スタートアップのソナスが4.5億円調達

東大発スタートアップで、独自開発のIoT向け無線規格「UNISONet(ユニゾネット)」を提供するソナスは2021年4月5日、総額約4.5億円の資金調達を実施したと発表した。

同社のIoT向け通信であるユニゾネットは「同時送信フラッディング」という転送方式を採用したことで、従来の無線に比べて安定性や省電力性などを高めたもので、主に橋梁や建築物の維持管理のための構造モニタリングに使用される無線振動計測システムとあわせて販売している。

今回の資金調達は東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)、JR東日本スタートアップ、ANRIを引受先とする第三者割当増資及び金融機関による融資を受けたもの。

今後は、新製品開発や品質強化、新規事業開発を活発化させていくとしている。また、広告宣伝やパートナー企業開拓のためのマーケティング活動にも投資し、ユニゾネットの標準化やグローバルスタンダード化に向け、ビジネス展開を加速させていくとしている。

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