Baicellsが新周波数帯対応のsXGP基地局、構内PHSとの併用が可能に

Baicells Japanは2021年2月18日、プライベートLTE、sXGP方式の基地局において、総務省令 第113号に定める追加周波数を利用する小型無線機「pBS1109」が、技術適合認定を取得したと発表した。2月1日より、新たな周波数帯を利用できる小型基地局としてpBS1109を改めてリリースしている。


pBS1109の外観

sXGPは免許不要で利用できるLTE無線方式で、Baicellsは2018年からpBS1109無線機の国内販売を開始した。同社の発表によれば、sXGPで利用する1.9GHz帯は同じく免許が不要の構内PHSと同じ周波数のため、PHSの置き換えとして多方面で検討されてきている。ただし、構内PHSと同時利用ができないことが大きな課題となっていた。


新周波数帯追加の概要

今回、省令改正により、上図のように今まで公衆PHSが利用していた周波数帯でも利用が可能となり、構内PHSを利用しながらも、同時にsXGPを利用できるようになった。pBS1109は製品を交換することなく、一定のソフトウェアバージョンより、追加された周波数で利用可能という。

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