総務省 東北総合通信局は2020年12月11日、清水建設からあった4.7GHz帯ローカル5G実験試験用無線局の免許申請に対し、予備免許を付与したと発表した。
建設会社に対する全国初のローカル5G免許になるという。4.7GHz帯ローカル5Gの免許申請は12月18日から始まる予定だが、これに先立ち予備免許を付与した。
清水建設は、秋田県大仙市の新設工事現場で、ローカル5Gを活用した8K映像伝送実験を行う。コンクリート遮蔽物の影響評価、作業員がローカル5G端末を身に着けて作業しながらの通信などを実施し、建設現場の生産性向上に活かす。
今回免許した無線局の数は9局で、基地局相当は2局、陸上移動局相当は7局となっている。