NECネッツエスアイは2020年11月24日、ニューノーマルにおける新たな働き方として注目されている「分散型ワーク」の導入を支援するサービスの提供を開始すると発表した。オフィス家具やレイアウト等を手掛けるイナバインターナショナルと連携してサービスを行う。
NECネッツエスアイは2019年10月に首都圏7カ所にサテライトオフィスを開設し、本社スペースを60%削減するなどしてきた。こうした分散型ワークのノウハウを活かして、首都圏近郊の企業に対して、導入シミュレーションからオフィス構築までワンストップで提供するとしている。顧客企業の社員の勤務状況から最適なサテライトオフィス構成をシミュレーションし、分散型ワーク導入に必要なICT環境やセキュリティ対策、DXを活用した働き方改革、マネージメント、制度など、状況や課題に則したコンサルティングおよび導入支援を実施するとしている。
また、国内に生産拠点を持ち、内製比率90%強を強みとするイナバインターナショナルと連携し、不動産紹介(主に首都圏近郊)からオフィス構築まで実施する。本サービスの提供にあたり、不動産情報を検索できるシステムを構築し、 分散ワークに適したを即時に検索・提案するという。