NTTドコモは2020年11月5日、新商品発表会を開催した。5G対応スマートフォンのラインナップを強化するとともに、5Gに対応した7つのパートナーソリューションも順次提供を開始する。
新たに提供される7つのソリューションは、以下の通り。
AMATELUSの「SwipeVideo」は、スマートフォンで撮影した画像（台数は無制限）をアップロードすると、視聴者が画面をスワイプすることで自由に視点を切り替えながら映像を視聴することができる。スポーツやエンターテインメントなどで従来にはない視聴体験が可能になるほか、医療やヘアカットなど技術継承や実技指導が必要な分野での電子教材としての活用も想定されるという。
ネットワンシステムズの「AI温度検知ソリューション」は、顔認証と温度検知を同時に行い、スマホなどのコミュニケーションツールに通知することができる。マスク着用の有無も検知するので、オフィスなどの入館時における感染症対策の一次スクリーニングとして活用可能だ。
ABALの「ABALシステム」は、遠隔にいる人同士が同一のVR空間に入り、お互いをアバターとして認識、自由に移動したり体験を共有できるVRソリューション。ユーザーがヘッドマウントディスプレイを装着すれば、VR空間でよりリアリティのある接客を受けるといった活用方法もあるという。
スマートスケープの「REFLEKT Remote」は、スマートデバイスのビデオ通話機能やAR技術を組み合わせ、遠隔作業支援を可能にクラウドサービス。現場の作業者は、遠隔の支援者に対し、画面を共有しながら音声やチャット、共有画面への書き込みを通じて的確な指示を受けられる。「詳しい人が現地に行けない」「移動時間を削減したい」「広い工場で遠隔から指示を出したい」といった課題を解決することができる。
