日立システムズ、ローカル5G免許取得前に設計・構築を支援する「ローカル5Gアセスメントサービス」を販売開始

日立システムズは2020年11月4日、ローカル5Gワンストップソリューションのラインナップの1つとして、「ローカル5Gアセスメントサービス」を販売開始すると発表した。

「ローカル5Gワンストップソリューション」のイメージ

同サービスは、ローカル5Gの無線局免許取得前に電波干渉の有無や電波強度の測定などを行うものだ。日立システムズのオフィス、工場、プラントなどの現場における無線ネットワークの設計・構築・運用の実績やノウハウと、日立製作所の研究開発グループと共同開発した新技術「屋内位置連動無線性能測定技術」を活用する。

電波測定の様子と測定結果のイメージ図

ローカル5Gの電波を発信するには、事前に無線局免許の取得が必要であるため、無線LANのように電波干渉の有無や電波強度の測定などの導入前現場検証を行うことはできなかった。そこで、免許不要な電波を利用した電波干渉の有無や電波強度の測定により、ローカル5G導入後の計測と類似の結果を得られる手法を確立。また、電波状況を高精度かつ短時間で測定できる新技術「屋内位置連動無線性能測定技術」を開発し、従来比1/3の時間で迅速な電波測定が可能となった。

これらの手法や技術は自社のローカル5G実験局の開局やパートナー企業とのPoCなどにも活用されており、その実証結果を反映してサービス化したという。

なお、今回のサービス販売開始にあたり、100社限定の特別割引キャンペーン(2021年3月末時点の申込受付分まで)を実施する。

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