NTT東日本、施設の混雑状況を可視化する「ギガらくカメラ」の新サービスを開始

NTT東日本は2020年9月1日、クラウド型カメラサービス「ギガらくカメラ」において、公共施設や商業施設、飲食店等の混雑状況を可視化するサービス「映像解析オプション PLACE AI」の提供を開始したと発表した。

同社では、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響により飲食店等小売業、公共施設、医療、建設業等から、“三密”の回避をはじめとしたニューノーマルへの対応に関する相談が急増しており、ギガらくカメラの特徴を生かしてニューノーマルへ対応する映像ソリューションの第一弾として本サービスを開発したという。


サービスの利用イメージ

また同時に、建設業界等での遠隔臨場やイベント会場等での利用に適した、LTEに対応した長時間バッテリー内蔵カメラと「クラウドプラン(30日・高画質)」の提供も開始した。

映像解析オプション PLACE AIは、ギガらくカメラで撮影した映像からAIが自動で人物を検知し、人形の画像に塗り替えた画像を1分間隔で作成する。ユーザーごとの専用画面に表示するほか、ホームページやアプリに表示することも可能だ。来訪者のプライバシーを守りながら、いつでもどこからでも混雑状況を直感的に確認できる。


混雑状況可視化画面のイメージ

また、一定のしきい値で混雑状況をメールでアラートしたり、「入場規制中」などの任意の画像に切り替えることもできる。

月額利用料(税抜)は4000円(基本機能)から。混雑状況を可視化した画像をホームページに公開する場合、1万閲覧まで利用できる。閲覧数を追加する場合は、1契約月額1000円で10万閲覧まで追加が可能だ。なお、初期費用は無料で、最低利用期間も設けていない。

LTE対応ポータブルカメラ及びクラウドプラン(30日・高画質)は、LTE対応ポータブルカメラをギガらくカメラの対応機種として新たに追加したもの。最大8時間の撮影が可能で、防水・防塵機能も備える。


LTE対応ポータブルカメラ

月額利用料(税抜)は1台当たり5000円で、クラウド録画(HD画質)の保存期間は30日。画像の場合はフルHDで5000枚保存が可能だ。

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