また、千葉県市原市勝間にある双葉電子勝間ラジコン飛行場において、同システムを用いてGPS受信機能が搭載された携帯電話機の位置を特定する実験に成功したという。
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今回開発した遭難者位置特定システムの特徴 |
今回のシステムにはソフトバンクらが2019年に開発した、目視外からも映像を確認することで手動で操縦できるシステムを搭載。さらに、動操縦で捜索対象に対して可能な限り接近して電波を発射することで、電波が届きにくい土砂やコンクリート塊などのがれきの中に埋まった携帯電話機の位置特定も可能になっている。このため、雪山での遭難などに限らず震災時などでも遭難者救助に貢献できるようになった。