JTOWERは2020年7月2日、三菱UFJリースとともに、 主に5Gの通信インフラシェアリング分野での協働を推進することを目的として資本業務提携契約を締結したと発表した。三菱UFJリースは、 INCJJTOWER株式の一部を譲り受ける形でJTOWERに資本参加する。
5Gネットワークは、周波数帯の特性や用途の多様化により、従来と比べてより多くの通信基地局が必要になると予測されており、設備投資の効率化や基地局設置場所の確保などが社会的な課題となっている。同社によれば、これらの課題を解決するために、通信インフラを共同で使用することで設備構築・運用コストを削減できるシェアリングビジネスの普及が加速すると見込まれているという。
両社は今回の資本業務提携を通じて、JTOWERが展開する通信インフラシェアリング事業において三菱UFJリースの顧客基盤を活用することや屋内外の通信インフラへの設備投資に対するファイナンススキーム構築等の面で連携を図り、通信インフラシェアリング分野における協働を推進することで、 社会課題の解決に貢献するとしている。