損害保険ジャパン、SOMPOリスクマネジメント、NTTPCコミュニケーションズは2020年6月30日、故障・事故ゼロ社会の実現につながるIoTソリューションサービスの開発・提供に向けて業務連携・協力を進めることに合意したと発表した。人・モノの見守りの分野でIoTソリューションサービスの開発・提供に共同で取り組む。
第1弾として、熱中症ゼロ社会の実現を目指しSOMPOリスクマネジメントにおいて、NTTPCが提供するリストバンド型ウェアラブルIoTサービスを基盤とした、就業者の「安全と健康」を見守る「みまもりふくろう~労務管理・体調管理コンサルティングサービス~」の販売を開始する。
リストバンド型ウェアラブルデバイス(左)と管理者用アプリケーション
みまもりふくろうはリストバンド型デバイス(活動量計)により就業者の脈拍と位置情報をリアルタイムに計測し、企業の労務管理と熱中症対策をサポートするウェアラブルIoTサービス。就業者の体調を考慮した管理者へのアラート通知や、GPS機能による位置情報や移動ルートの把握が可能で、測定結果に基づきSOMPOリスクマネジメント独自のリスク診断レポートを作成する。
料金は、スマートフォン接続プランの初期料金が1万3000円、月額料金が2000円(活動量計1個あたり)。10台以下で利用する場合は月額料金は一律2万円となる。最低利用期間は3カ月。