マイクロソフト、“新”企業向けクラウドサービス「Office 365」発表――BPOSにOfficeのオンライン版を追加

米マイクロソフトは2010年10月19日(現地時間)、企業向けクラウドサービス「Office 365」を発表した。同日から日本を含む13カ国でベータサービスの提供を開始している。正式リリースは2011年初旬の予定。

Office 365は、従来「BPOS」(Business Productivity Online Suite)の名称で提供されていたクラウドサービスの後継となるもの。最大のポイントは、Word/Excel/PowerPointのオンライン版である「Office Professional Plus」が加わったことだ。2011年後半には「Dynamics CRM Online」も追加される予定だという。

また、従来のBPOSは、「Exchange Online」「SharePoint Online」「Office Communications Online」「Office Live Meeting」の4サービスで構成されていたが、Office 365ではOffice Communications OnlineとOffice Live Meetingが統合され、「Lync Online」となっている。

なお、Lyncとは、マイクロソフトのユニファイドコミュニケーション(UC)ソフト「Office Communications Server」(OCS)の新ブランド。

Office 365

Office 365の公式サイト(http://office365.microsoft.com/en-US/online-services.aspx

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