「ExtremeCloud IQ」でデータアクセスが無制限にニューノーマルの世界ではクラウドとデータが鍵を握る

エクストリームネットワークスは、クラウドマネージメントプラットフォーム「ExtremeCloud IQ」において、データアクセスを無制限にする新サービスを発表した。また、米Extreme Networksのナビル氏は、コロナ終息後の“ニューノーマル”の世界におけるクラウドとデータの重要性について語った。

米Extreme Networksの日本法人、エクストリームネットワークスは2020年6月5日、クラウドマネージメントプラットフォームの「ExtremeCloud IQ」において、データアクセスを無制限にする新サービスを発表した。


Extreme Networks チーフ・プロダクト&エンジニアリング・オフィサー ナビル・ブカーリ氏

ExtremeCloud IQは特定のクラウドホスティングやクラウドオペレーティングシステムに依存せず、ネットワーク機器の構成、監視、管理、アラートやレポートを簡素化する、機械学習とAIドリブンのクラウドマネージメントプラットフォーム。デバイス、クライアント、アプリケーション、ネットワークの健全性とパフォーマンスを可視化する。

競合他社のクラウドを利用すると、そこで収集したデータ、統計、インサイトなどは通常30日間しか保持されない。それ以上前に何が起きたかを調べようとすると、自分たちで情報を加工して別の場所に移すといった追加のコストが必要になる。

しかし今回、無制限データアクセスが可能になったことで「3年目でも10年目でも、利用開始の第1日目から全ての履歴、データ、統計、パフォーマンス、インサイトなどがサブスクリプション期間中、無制限に利用できる」とExtreme Networksチーフ・プロダクト&エンジニアリング・オフィサーのナビル・ブカーリ氏は説明する。



ExtremeCloud IQのライセンスは、「ExtremeCloud IQ Connect」と「ExtremeCloud IQ Pilot」の2種類。

ExtremeCloud IQ Connectは基本的なデバイス管理を提供し、サポートされているハードウェアを購入すれば無料で利用できる。ExtremeCloud IQ Pilotは、ExtremeCloud IQ Connectの機能をベースに、機械学習やAIドリブンのインサイトや分析など、高度なインフラ管理、レポート作成、修復ツールを提供する。Pilotのライセンスは有償(150米ドル)だが、管理対象のデバイス、パブリック、プライベート、オンプレミスの展開方法、優先するクラウドサービスパートナーに関係なく利用可能となる。

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