教育現場でのICT活用が進みつつある今、無線LAN環境を整備する学校が増えている。多数の拠点(学校)を少数の担当者が遠隔地から一元管理できること、またオンプレ型に比べて導入・運用管理がしやすくコストも低いことから、特に人気を集めているのがクラウド管理型の無線LANソリューションだ。
そんな中、専門学校をはじめとして幼稚園や介護施設にまで導入を拡大しているのが、日本ソルテックが提供するZyxel(ザイセル)社のクラウド管理型無線LANソリューション「Nebula(ネブラ)」である。Nebulaは、無線LANアクセスポイント、ネットワークスイッチ、セキュリティゲートウェイの製品群と、クラウド管理機能などからなる。
図表 Zyxel Nebulaシリーズ
魅力の1つが、クラウド管理画面「Nebula コントロールセンター(NCC)」の存在だ。NCCでは、複数の組織のネットワーク機器やクライアントの死活監視、インターネット通信量、使用中のアプリケーションなどが一元的に管理できる。ログの確認やネットワーク診断などの機能も備える。特にユーザーから好評なのが、「ヘルスモニター」機能で、アクセスポイントとクライアントの健全性をGood(良好)、Fair(通常)、Poor(不良)の三段階の色で示し、時系列で確認できる。さらにモバイルデバイスだけでなく、センサーデバイスの状態やメーカー名も見える化できるため、IoTセンサーの導入が進む介護施設などでも需要があるという。
ライセンス体系には、プロフェッショナルパックライセンス、ライセンスフリー、リミテッド・ライフタイム・ライセンス(LLL)の3種類を用意している。このうち、ユーザーの約半数が選んでいるのが買い切り型のLLLだ。「導入時にLLLを購入すれば、その後はほぼ永久に更新費用なく使える。初期費用は1年分のライセンスより高くなるが、例えば10年使っても追加のライセンスの費用は発生しないので、他社よりかなり安くなる」と日本ソルテック 営業本部 営業部 部長の土田正仁氏は説明する。
日本ソルテック 営業本部 営業部 部長 土田正仁氏(右)、同部 アカウントマネージャー 星加義幸氏
もちろん、組織単位のポイント購入制のプロフェッショナルパックライセンス、クラウド管理機能の一部を継続的に無償で利用できるライセンスフリーも好評だ。
専門学校に無線APを数百台導入 春にはWi-Fi 6対応機種の提供も「こうした導入・管理のしやすさ、コストの低さなどを評価され、ある全国規模の専門学校にNebulaの無線LANアクセスポイントを数百台導入した」と同部 アカウントマネージャーの星加義幸氏は語る。この他にも大学や幼稚園、介護施設への導入も順調に増加しているという。
日本ソルテックでは2020年4月以降、Zyxel社のWi-Fi 6対応アクセスポイントの提供も予定している。
遠隔から複数の組織を一括で管理できることや、多数台接続時の通信の安定など、学校における無線LAN環境の整備には様々なハードルがある。それらを一挙に解決する豊富な機能と実績を持つNebulaシリーズを、ぜひ試してみてほしい。
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クラウド無線LANソリューションZyxel Nebulaがphase7.2リリースとWiFi 6対応 日本ソルテック株式会社が国内で販売するグローバルネットワーク機器ベンダーZyxel(ザイセル)社のクラウド管理型無線LAN「Nebula(ネブラ)」シリーズは、全国各地のデバイスをWebブラウザから手軽に統合管理できるワイヤレスネットワーク製品です。 |
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