ヤマハがスイッチ市場に参入、L2スイッチ2機種を2月から発売

ヤマハは2010年10月6日、従来から販売しているルーター製品に加えて、2011年2月からL2スイッチの販売を開始すると発表した。同社がスイッチ製品を発売するのは今回が初めてとなる。

発表された新製品は、「SWX2200-24G」「SWX2200-8G」の2機種(以下、「SWX2200」)。10/100/1000BASE-Tポートをそれぞれ24個、8個備えるL2スイッチだ。価格はオープンで、2011年2月下旬から発売する。

24ポートモデルの「SWX2200-24G」

最大の特長は、ローエンド向け市場で高いシェアを持つ同社のルーター製品「RTX1200」「NVR500」と連携してスイッチの状態表示や設定変更が可能なことだ。ルーター・スイッチ双方を含めたネットワーク構成やポート状態がルーターのGUI上で確認できる。ルーター直下のSWX2200だけでなく、その下に接続されたSWX2200のポートのリンク状態・接続速度まで表示可能で、ネットワーク管理者は自席にいながら、オフィス内の各デスクに接続されたポートの状態まで確認できる。

ルーターを通しての各種設定も可能で、ルーターとSWX2200双方のVLAN設定を一度の操作で行う、ルーターGUIからSWX2200のポートの設定を変更するなどができる。また、予めSWX2200の設定をしたルーターにSWX2200をつなげば自動的にそれが反映されるため、設置作業も簡略化できる。

そのほか、ヤマハルーターで「RTX1200」「NVR500」拠点間を接続していれば、他拠点のSWX2200の状態もルーターのGUIを通じて状態確認、設定変更が可能。トラブル時でも遠隔拠点から迅速に対応できる。SWX2200は、ルーターのGUIだけでなく、汎用のSNMPマネージャでルーターからポート状態を取得したり、変化に応じたトラップを受けられる。また、ルーターのコンソールコマンドでも操作できる。

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