ロサンゼルスで開催された「MWC2019 Los Angels」の基調講演でエッジサーバー製品群「NVIDIA EGX Edge Super Computing Platform(EGX)」を発表したNVIDA。同社ブースではEGXを活用した多彩なソリューションが展示されていた。
5G×エッジコンピューティングのゲーム「GeForce」NVIDIAブースで多くの人が体験していたのが、米国内でβテスト中のクラウドゲーミングサービスの「NVIDIA GeForce NOW(GeForce)」だ。日本でもソフトバンクとNVIDIAが協力して、今冬にβ版を配信する予定になっている。クラウドゲーミングサービスは基本的にPCと有線LANによるプレイが推奨されているが、5Gと同社のEGXにより、無線かつスマートフォンでも低遅延で快適に遊べるという。
ブースの説明員は「4G/LTEネットワークでもできるが、おすすめはしない。ゲームには低遅延性が厳しく求められるからだ。4G/LTE環境だと遅延は80msから90msが限界だが、5Gを使うことで遅延は30ms以下に抑えられる。ゲームは5Gのなかでも特に有力なユースケースだ」と話した。
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スマートフォンで高精度なゲームを利用している様子 |
会場ではベライゾンの5Gネットワークを利用するための機器に繋がれてデモが行われていた |