セールスフォース・ドットコムは2010年10月6日、同社の企業向けコラボレーションプラットフォーム「Salesforce Chatter」の利用企業が日本においても急速に拡大しているとアナウンスした。
Chatterの利用企業数は今年6月22日の一般提供開始から3カ月で全世界2万社を突破している。日本国内における企業数は明らかにされていないが、導入企業として日テレアックスオン、ネットプライス、日立ソリューションズ、バリューコマース、フィナンシャル・インスティチュート、福井コンピュータの名前が紹介されている。
日テレアックスオン代表取締役社長の小杉善信氏はChatterの効果について、「例えば、ロケ先から『ひまわり畑を知らない?』と問いかけると、多部署から候補地が送られてきます。それを見て即撮影に向かいます。メールでは無理な技ですね」とコメント。また、バリューコマース最高業務執行責任者の片岸幹夫氏は、「仕事をしながらふと浮かんだ疑問をChatterでつぶやくと、部門を超えて回答が寄せられます。そこで生まれる新たなチームワークが素晴らしいと感じています」としている。