IoTでメロン栽培、富士通が越谷市と共同研究

IoT

BUSINESS NETWORK編集部

2019.07.30

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富士通は2019年7月30日、埼玉県越谷市と共同で、IoTを活用したメロン水耕栽培の研究を本格的に開始したと発表した。IoTによって、高品質なメロンを効率よく栽培するノウハウの確立を目指す。

稲作などの都市近郊型農業が盛んな越谷市だが、最近は農家や農地の減少が続いている。そこで越谷市では、高収益な農作物であるメロンに着目。水耕栽培による試験栽培の取り組みを2018年度より開始している。

富士通との共同研究では、ラズベリーパイを活用したデータ収集システムを利用し、ビニールハウス内に設置したセンサーにより、温度、湿度、照度、二酸化炭素（CO2）濃度などのデータを収集してクラウドに蓄積。メロンの栽培環境と収穫量や品質との関係を解析し、効果的な栽培モデルの確立を狙う。

収集データをモニタリングする様子。
共同研究は越谷市農業技術センターで実施している

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発表資料（富士通）

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