ヤマハのブースでは、人々が働く環境に役立つソリューションを、バックステージ(黒)とフロントステージ(白)に分類して展示を行っている。黒のゾーンではネットワーク機器などオフィスの裏側を支えるもの、白のゾーンではオフィスや商業空間で活用できる音響提案など、盛り沢山の内容となっている。
まず黒のゾーンでは、無線LANアクセスポイント、スイッチ、ファイアウォール、ルーターなどネットワーク機器が勢揃いしていた。
スイッチ
例えば、トライバンド対応の無線LANアクセスポイント「WLX313」。Interop 2019会場内のインターネット接続環境を構築するプロジェクト「ShowNet」でも活用されているという。
WLX313(中央)
また、無線LANアクセスポイントな多数のPoE機器が収容できる給電容量を備えたスマートL2 PoEスイッチ「SWX2210Pシリーズ」や、小規模ネットワーク向けのライトL3スイッチの「SWX3100-18GT」など、スイッチの新製品も展示されていた。これらはGUIによる可視化機能「LANマップLight」を備えており、通常コマンドで行うスイッチ設定を画面から行うことができる。
新製品のスイッチ
LANマップLightのデモ画面
さらに、参考出品としてAWS内に構築する仮想ルーターのデモなども行っていた。
ヤマハの仮想ルーター イメージ
白のゾーンでは、遠隔会議などに使えるユニファイドコミュニケーションスピーカーフォンが展示されていた。11月に発売予定の「YVC-330」はUSBやオーディオ入力端子だけでなく、Bluetoothでスマホとも接続できるという。
YVC-330
このほか、働き方改革を加速させるソリューションとして、オフィスや商業施設で使えるWi-Fi対応のIP多機能電話機やスピーチプライバシー(会話の内容が第三者に漏れ聞こえることを防止する考え方)システムを搭載した会議用ブースも展示されていた。
Wi-Fi対応のIP多機能電話機
スピーチプライバシーシステムを搭載した会議用ブース