ソニーセミコンダクタソリューションズは2019年6月7日、仮想ネットワークなどの仮想化技術を持つMido Holdings(以下、ミドクラ社)の買収を発表した。ミドクラ社は、ソニーセミコンダクタソリューションズの完全子会社になる。
ソニーセミコンダクタソリューションズは、ミドクラ社の仮想化技術をイメージセンサーに応用。イメージセンサーを搭載した複数のエッジデバイスを統合した仮想環境の構築を可能にする。これにより、クラウドシステムと連携可能な新たなエッジ分散コンピューティング環境を提供していくという。
ミドクラ社はネットワークの仮想化を実現するソフトウェアの開発・販売を目的に、加藤隆哉氏が2010年に創業したベンチャー企業。本社所在地はスイス・ローザンヌで、東京、スペイン・バルセロナなどに主要拠点がある。従業員数は18名。