クラウドを前提としたネットワークを実現するにあたって、拠点間通信やクラウド接続を統合制御するSD-WANはキーとなるソリューションだ。だが、「コストが高くなるのではないか」「導入しても使いこなせるのか」といった不安を抱える企業も少なくないはず。そんな悩みを抱えるIT担当者に最適なのが、ソニービズネットワークスの“マネージドSD-WAN”だ。
企業ITのクラウド化が進展するに連れて、それを支えるネットワークに課題が目立ち始めた。
かつては本社やデータセンターに置かれていたサーバー/アプリケーションがクラウドへ移行することで、トラフィックの量と流れが劇的に変化。オンプレミス型ITを前提に作られた従来型の企業ネットワークではそれに対応できず、業務に支障をきたす企業も珍しくない。法人向けICTソリューション「NURO Biz」を提供するソニービズネットワークス 執行役員 事業企画本部長の後藤勉氏は、「クラウドが先行し、ネットワークがついていけていない。クラウド中心の新しいネットワークを作らなければならない」と話す。
同社は2018年夏、その答えとなる新ソリューション「NUROセキュリティ SD-WAN」をリリースした(図表1)。名称にある通り、昨今、多くの企業が関心を寄せるSD-WANサービスだ。
図表1 「NUROセキュリティ SD-WAN」のサービスイメージ
だが、“ソニービズネットワークスのSD-WAN”は他社とはかなり違う。一般的なSD-WANの弱点を補う工夫が凝らされている。