京セラは2019年3月6日、LTE Cat.M1に対応した「GPSマルチユニット」を3月下旬以降に販売開始すると発表した。LTE Cat.M1は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯キャリア3社が提供中のLPWA通信規格の一種。
GPSマルチユニットは、GPSに加えてGLONASS、みちびきによる位置情報にも対応した位置追跡用の端末で、温度・湿度・加速度の各種センサーとアンテナも搭載する。
外部給電タイプとバッテリー内蔵タイプの2種類を用意しており、室内環境の常時監視には前者、子供の見守りなどには後者など、利用シーンに合わせて選択できる。バッテリー内蔵タイプは、1500mAhのバッテリーを内蔵する。
サイズは約83×49×13.8mm、重量は外部給電タイプが約40g、バッテリー内蔵タイプが約63g。UART(外部給電タイプのみ)とUSBインターフェースを備え、モデムモードで他のデバイスを接続することもできる。ただし、モデムモードでは、搭載センサーは利用できない。
GPSマルチユニット