日本ソフト開発とクロイ電機は、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が提供するIoTネットワーク「Sigfox」を活用し、ブドウ農園の栽培環境モニタリング実証実験を開始した。3社が12月20日に発表した。
この実証実験は、ブドウ農園やワイナリーを経営する丹波ワインの協力を受けて実施するもの。Sigfoxネットワークを活用した京都府内初のブドウ農園栽培環境モニタリングの実証実験になるという。
実証実験では、温湿度や日射強度、土壌温度・水分をセンシングしてSigfoxネットワークでクラウドに送信。農業IoTクラウドサービスとの連携により、データの蓄積、可視化、予測、アラート等の検証を行う。
日本ソフト開発は農業IoT関連デバイスの開発とクラウドサービスの提供、クロイ電機は圃場におけるセンサ設置環境整備とデータ検証作業支援を担当する。