SPECIAL TOPIC不感知/死角エリア撲滅に効果アリ! Wi-Fi電波を出すケーブルを使いこなせ

電波を通さない遮へい物が多くて、無線LANシステムの構築が上手くいかない――。そんな悩みを解消し、安定的かつ快適なWi-Fi環境を作るのに最適なソリューションがある。「漏洩同軸ケーブル(LCX)」だ。ケーブルを敷設した周辺をWi-Fiエリア化するもので、オフィスや倉庫、トンネル、ホテル、マンション、学校など様々な場所で活躍している。

今や地下鉄のトンネル内でも当然のように携帯電話/スマートフォンが使えるようになった。電波の届かない場所は着実に減っているが、この地下鉄の“携帯エリア化”に貢献しているある技術をご存知だろうか。

トンネル内で電波を発しているのは、地上で一般的に用いられているアンテナとは異なるものだ。壁面を這うケーブルがその周辺に電波を発することで、細長い閉空間を効率的にカバーしている。「漏洩同軸ケーブル(LCX)」と呼ばれるもので、陸上でも線路沿いに敷設され、列車との通信に使われている。

このLCX、実は無線LAN(Wi-Fi)システムにも使える。次ページで詳しく紹介していこう。

漏洩同軸ケーブル(LCX)
漏洩同軸ケーブル(LCX)。Arubaのアクセスポイント「Aruba314」(右)に
接続して外部アンテナとして使用する

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