西松建設は2018年7月17日、北海道石狩郡当別町の営農者と、農作業の省力化を図るための環境監視クラウドシステムの実証実験を開始したと発表した。
実験に利用する傾斜監視クラウドシステムは、西松建設が開発したものでSigfoxを採用する。現地に行かずとも温度や日照の把握が可能で、あらかじめ設定された値を超えた場合にはメールで通知する。
さらに、積算温度・日照時間が計測が可能になることで、データに基づいて最適な収穫時期が分かるようになるという。
西松建設では、実証実験の中でシステムの改良を重ね、実用化を目指す。