チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2018年2月23日、クラウド向けセキュリティ製品ファミリー「CloudGuard」を発表した。
ファミリーの1つである「CloudGuard SaaS」は従来のCASB(Cloud Access Security Broker)とは異なる独自技術により、SaaSアプリケーションをサイバー攻撃から保護する性能を拡張している。チェック・ポイントの調査によると、企業向けSaaSアプリケーションに対するセキュリティ侵害の約半数は、アカウントの乗っ取りが原因で発生しているが、特許出願中のID-Guard技術により、アカウントの乗っ取りを防止できるとのこと。
また、「CloudGuard IaaS(旧vSEC)」は、AWSやGoogle Cloud Platform、Microsoft Azureなどの主要なパブリッククラウドやプライベートクラウドに、セキュリティ機能と脅威対策機能を提供する。
CloudGuard IaaSはすでに提供が始まっており、CloudGuard SaaSは2018年第2四半期の早期に提供開始の予定だ。