SPECIAL TOPICSkype for Business使うなら要チェック 音声・ビデオを快適に使いこなすコツとは

働き方改革を推進するため、組織・社員間コラボレーションの活性化を目的としてSkype for Business等のユニファイドコミュニケーション(UC)を導入する企業が増えている。だが、ちょっと待ってほしい。貴方の会社のネットワークは、音声・ビデオ通信を使う準備が整っているだろうか。UCの導入効果を最大化するためには備えが必要だ。

一般的なデータ通信と、音声通話やビデオ会議のリアルタイムコミュニケーション(RTC)の通信は特性が大きく異なる。そのため、これまでは問題なくWebやSaaSが使えていた環境でも、VoIP通話やビデオ会議を使い始めた途端に「音声が途切れる」「映像が止まる」などの問題が噴出することは珍しくない。

UC導入の成果を得るには、社員が快適に通話でき、ビデオが視聴できるよう、基盤となるネットワークの「事前準備」が不可欠だ。Skype for Businessの導入支援を数多く手掛けてきた協和エクシオの衛藤典史氏は「音声品質が悪ければ社員は使い続けられず、UCの利用率が上がらない。結果として『働き方改革』という大目的も達成できない」と話す。最近はネットワークに関する相談が持ち込まれるケースが増えているという。

協和エクシオ
協和エクシオ ICTソリューション事業本部、ソリューション推進本部 クラウド・セキュリティソリューション推進部門担当部長の衛藤典史氏(左)と課長代理の斉藤智宣氏(右)、ソリューション営業本部・第一営業部門担当課長の根川泰典氏(中央)

では、具体的にどんな準備が必要なのか。ポイントを整理しよう。

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