「政府は今年3月、『働き方改革実行計画』を決定した。これにより、働き方改革は“実行段階”に入ったといえる。過重労働の防止や柔軟な働き方の実現に向けた法改正やガイドラインの整備が始まっており、企業はこれにどう対応していくかを考えていかなければならない」
講演の冒頭、働き方改革はいよいよ本格的な実行フェーズに移ったとの見方を示したNECの若杉和徳氏。その同氏が今回の講演でフォーカスしたテーマの1つがテレワークである。
NEC スマートネットワーク事業部・マネージャー 若杉和徳氏
テレワークは政府が推進する働き方改革の重点項目の1つで、「世界最先端IT国家創造宣言」でも「週1日以上終日在宅で就業する雇用型在宅ワーカー数を全労働者の10%以上にする」という目標が掲げられている。
NECは一体、テレワークをどのように推進しているのだろうか。