モトローラは2010年9月1日、企業向けモバイル情報端末「モトローラES400エンタープライズ デジタル アシスタント(EDA)」を発表した。2011年第1四半期から国内での出荷を開始するという。
ES400は、Windows Mobile 6.5.3を採用した業務利用向けスマートフォンで、次の特徴を持つ。まずは、ユーザー企業が独自にインターフェースをカスタマイズできる点だ。例えば業務上、不可欠な情報や機能にワンタッチでアクセス可能にすることができる。また、1Dおよび2Dのバーコードスキャンが行え、ボタン1つで読み取ることができる。さらにバッテリーは標準タイプと長時間タイプを用意する。
対応する通信方式は3G/HSDPAおよびIEEE802.11a/b/gで、ディスプレイは3インチVGA、また、MIL-STD 810G 耐落下仕様に準拠するなど、耐久性を考慮した構造になっているという。セキュリティ関連機能としては、バイオメトリック指紋読み取り装置などを備える。サイズは高さ129×幅×60.4×奥行16.5mm、重量は156g(標準バッテリー時)。
モトローラでは、フィールドサービス、フィールドセールス、小売業、医療、公益事業、製造、輸送/物流などのあらゆる規模の企業にとって、ES400は最適なデバイスになるとしている。
モトローラES400エンタープライズ デジタル アシスタント(EDA) |