NTTコミュニケーションズは2010年8月30日、BizCITY SaaSアプリケーション「安否確認/一斉通報サービス」の機能拡張を行うと発表した。
1つめの機能拡張は、スマートフォンへの対応だ。Windows Mobile 6.5、iPhone OS 3/iOS 4、Android 1.6/2.1を搭載したスマートフォンでも安否確認/一斉通報サービスが利用可能になる。携帯電話と比べると、スマートフォンの大きなブラウザ画面で安否情報の登録や集計状況の確認が行えるため、従来より操作性が向上するとしている。
2番目の機能拡張は、設備確認機能の追加だ。これは、自社ビルなどの建物や生産ラインなどの設備の被災状況の管理を実現するもの。あらかじめ設定した複数の設備担当者に、被災状況などの報告依頼をメールおよび電話で一斉送信できる。未報告の際の再通知や設備担当者間での報告内容の共有なども可能。
最後の機能拡張は、掲示板機能。最新情報の共有ができる掲示板機能を追加する。
機能拡張の実施日は、スマートフォン対応が8月30日、他の2つは10月下旬の予定。また、安否確認/一斉通報サービスの利用料金は、初期登録費用が1企業当たり21万円、月額利用料は1000IDの場合で4万8300円(税込)となっている。